「流出した尖閣ビデオ、見ないで」 政府呼びかけ

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尖閣諸島(中国名:釣魚台)沖での中国漁船衝突事件で、この衝突の様子を記録したと見られる映像が、5日未明、インターネットの動画投稿サイト「YouTube」(ユーチューブ)に流出した。政府はこの流出ビデオを見ないか、見ても速やかに忘れるよう国民に呼びかけた。

 5日未明、尖閣諸島・魚釣島近くで中国漁船と海上保安庁の警備艇が衝突する様子を収めた映像がユーチューブに投稿された。動画は6種類、計44分にわ たっており、中国漁船が2度にわたり警備艇にぶつかってきた様子が見て取れる。この映像について、海上保安庁の元職員は「本物の映像でほぼ間違いない」と 話している。

 深夜に起きた不測の事態に、政府は現在対応に追われている。岩淵富雄内閣審議官は9時から緊急記者会見を開き、「まず流出したビデオを見ないでほしい。 またビデオを見てしまった人は今すぐ忘れてほしい。今ならまだ罪に問わない」と話し、流出映像をなかったことにするよう国民に呼びかけた。

 記者から「すでに出回ってしまったものを、なぜ今になってなかったことにするのか」と問われると、審議官は「公開前の映画が流出したようなもの。今内容を知られてしまうと、あとで一般公開する意味がなくなる」と応じた。

 また「いずれ公開するつもりなのか」との質問には、「来年夏の劇場公開に向けて、現在は鋭意3D化の作業を進めている。原作は中国人船長が逮捕されるが、映画では中国政府にも楽しんでもらえるような、いい意味で期待を裏切る結末を用意したい」と、作品への自信を見せた。

 ドキュメンタリー映画「尖閣―釣魚が魚釣で魚釣が釣魚で―」は来夏全国公開予定。

情報提供者 :匿名ライターさん

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